「Pocket Build」を初見でプレイしてみての感想・レビューをシェアしたいと思います。
- 【Pocket Build】どんなゲーム?
- 【Pocket Build】実際にプレイしてみた
- 【Pocket Build】プレイして感じた、このゲームの長所・短所
- 【Pocket Build】総合評価・まとめ
【Pocket Build】どんなゲーム?
ざっくり言えば”世界を作るゲーム”
「Pocket Build」はオブジェクトを組み合わせたり並べたりして世界を作るのを楽しむゲーム。
ゲームのヘルプページにも、具体的なゲーム内容や目標・目的などは示されておりません。
ゲームをゲームで例えるのはどうかと思うんですが、マイクラのクリエイティブモードがゲームになったような感じです。
農場、城下町、近代都市、・・などなど、いろいろなテイストの世界を自由に創造できます。
建築物だけでなく、人や動物、ゴブリンやモンスターなども自分で配置できます。
(ちなみにゴブリンやモンスターは人を襲います。)
「クリエイティブモード」と「サバイバルモード」の2種類から選べる
ゲームを起動すると、モード選択の画面が表示されます。
「Pocket Build」には、クリエイティブモード(画像左)とサバイバルモード(画像右)の2種類があり、どちらか好きなほうを選択してゲームを始めます。
- クリエイティブモード・・・無制限にオブジェクト、素材が使える
- サバイバルモード・・・建築に必要な素材を自分で集めなきゃいけない
2つのモードの違いは、簡単に言ってしまえば資源を無制限に使えるかどうか。
サバイバルモードといってもランダムで敵が沸く等の要素はありません。
サバイバル要素は素材集めのみです。
一方のクリエイティブモードも人の近くにゴブリンを配置すれば普通に襲われます。
【Pocket Build】実際にプレイしてみた
プレイに必要な設定の変更(画面の明るさ・言語)~ニューゲームまで
ゲームを起動すると、最初は言語が英語で表示されます。
この画面は明るさの調整画面で、起動すると毎回表示されます。
明るさを調整したら、「CONFIRM →」をタップ。
わたしはデフォルトのままで問題無かったので調整しませんでした。
英語でもなんとなく理解は出来ますが、やっぱり使い慣れた母国語のほうがプレイが楽!
というわけで言語を英語から日本語に変更します。
①明るさ変更画面で「CONFIRM →」をタップするとこの画面に移動します。
言語を変更するには、まず左上の人物アイコンをタップ。
②次に歯車アイコンがついた「SETTINGS」をタップ。
③メニューバーから「LANGUAGE」を選択。
横にスクロールしていくと「日本語」があるのでこれを選択。
言語を日本語に変更できました!
「新しいゲームを始める」をタップして、いよいよゲーム開始です。
世界に名前をつける~チュートリアルまで
自分がこれから作る世界に名前を付けることが出来ます。
ちなみにわたしは、スタバレでは自分の農園の名前を「ぼくらの 牧場」にしているので、それに合わせて「ぼくらの世界」という名前にしました。
入力を終えたら「世界の創造 →」をタップします。
どのゲームも最初はチュートリアルから!
チュートリアルの時点で既にいくつかのオブジェクトが配置されています。
これを使って「Pocket Build」の建築方法・配置の仕方・資源の集め方・操作方法を一通り確認します。
何をして楽しむゲームなのかを理解するためにもこのチュートリアルはとても大事だと思うので、スキップしないことを推奨します。
チュートリアル終了後に出てくる「支援のお願い」に注意!
チュートリアルを終えると上の画像のようなメッセージが表示されます。
実は「Pocket Build」はまだ制作途中のゲームで、今後まだまだ新要素の追加・アップデート が予定されています。
そのために必要なチップを募るメッセージです。
チップを贈ると、特別なアイテムをアンロックできるチップボーナスというものをお礼として受け取ることができます。
このメッセージにある緑色の「7日間無料で試す」は、その特別なアイテムを7日間無料トライアルとして使えるという意味、
・・のはずなのですが。ゲームのレビューを見てみると、
”7日間無料トライアルを登録したら(実際は)3日間のみ”
”3日後に1週間120円の定期購入になった”
という、気になるレビューコメントを書いている方がいました・・。
このゲームに限った話ではないですが、無料ならいいかと安易にトライアルを利用すると思わぬトラブルに繋がることもあるので、十分気を付けてください・・。
オブジェクトを配置したり削除したりしながら、世界を作る
チュートリアルを終えたので、早速じぶんで自由にオブジェクトを配置してみます。
上の画像のあたりがスペースが空いていたので、このあたりで色々やってみます。
途切れている道路の続きを配置したいので、まずはカボチャみたいなオブジェクトを削除します。
①削除したいオブジェクトをタップ。
メニューバーの一番右にある斧アイコンを選択します。
消えました!
道路を並べてみます。
①建設アイコンをタップ→柵アイコンをタップ→「歩道」の順に選択。
さまざまな形・テイストの道路が用意されていますが、ここでは既に配置されている歩道とおなじものをチョイス。
②置きたい位置にドラッグして、場所が決まったらチェックアイコンをタップすると設置が完了します。
こんな感じで道路をどんどん繋げつつ、周辺に家や木などのオブジェクトも配置していきます。
完成!
テキト~な感じで配置してみました。
サイズを変更したり向きを変えたりしながら、なるべく敷き詰めるような感じで配置していくと”町っぽく”みえるかなと思います。
右上のレバー(?)アイコンをタップ→ネットワークアイコンをタップ→「昼/夜」の項目で時間帯を切り替えられます。
デフォルトの設定だと常に昼状態ですが、「ナイトモード」または「自動日中/夜」に変更することで、夜の状態を見ることができます。
オブジェクトの「照明」や「火」はON/OFFが選択可能なので、ONにしておくと夜に灯りがともって良い感じの雰囲気です。
【Pocket Build】プレイして感じた、このゲームの長所・短所
長所①スタミナの消費が無いのでずっと遊んでいられる
「Pocket Build」にはスタミナ消費という要素がありません。
また、レベル上げやイベント、タスクなど、やらなければいけない必須要素もありません。
ずっと建築に集中することができます。
長所②配置できるオブジェクトの種類が豊富
とにかくオブジェクトの種類が多いです。
例えば「家」も、ファンタジー風、現代風、西洋風、・・とジャンル分けされていて、そのジャンル毎でまた更に様々なデザイン・形の家オブジェクトが用意されています。
また、オブジェクトは全てサイズと向きを細かく変更できるので、細部までこだわって配置することが可能です。
長所③他のプレイヤーが作った世界を見ることができる
「☆ 注目のワールド」をタップすると、他のプレイヤーが作成した世界を見に行くことが出来ます。
どれもハイセンスで素敵な世界ばかりです。
アイデアに詰まった時、オブジェクトの組み合わせ方を知りたい時、暇な時などに覗きに行ってみると、何か発見があるかもしれません。
Twitterのハッシュタグ「#PocketBuild」でも他プレイヤーの世界を見れる!
Twitterでも気軽に他のプレイヤーが作成したものを見ることができます。
Cozy little cottage created by Alyciaann! #pocketbuild #ios #Androidgames #unity3d pic.twitter.com/jvomJjAW4Y
— Pocket Build (@Pocket_Build) May 10, 2021
街作りめちゃ楽しい
— ランディ (@Ash_game777) May 3, 2021
#PocketBuild pic.twitter.com/wqmfasNj6B
ハッシュタグ→ #PocketBuild (Twitterに飛びます)
短所①サバイバルの要素が少なすぎる
類似タレント的存在であろう「Minecraft」では、敵がランダムに沸いて襲ってきたり、より良い資源を集めるために装備や道具を強化したり・・と言った冒険要素があるのですが、「Pocket Build」にはそれがありません。
先程も書きましたが、選択できる2つのモードの違いは”資源を無制限に使えるかどうかだけ”。
冒険要素が無い以上、サバイバルモードを選択する理由は正直今のところ無いかなと思います。
短所②人の行動が単調
このゲームでは、人間・生き物・敵キャラもオブジェクトの一つ。
チュートリアル用として1つか2つくらい人間キャラが配置されているくらいで、他はすべて自分で配置する必要があります。
ランダムで沸いて襲ってきたり、NPCの村人が出現したりといったことは一切ありません。
しかも、人間たちはプレイヤーが設定したアクションに従うのみで、好き勝手にオブジェクトを使うことも無ければ、喋ることもありません。
シムズ系が好きなわたしとしては、あまりにも人の行動が単調なので物足りなさを感じてしまいました。
喋らなくてもいいから、せめて配置した家に入ったりとか椅子やテーブルを使うぐらいはしてくれると愛着が持てるのになと思います。
短所③オブジェクトが探しにくい
「長所②配置できるオブジェクトの種類が豊富」を悪く言い換えただけにも見えますが、”多すぎて探しにくい”ということではありません。
表示形式が横一行なのが結構見にくく感じてしまい、求めているオブジェクトに辿り着くまで横スクロールするのがちょっと面倒でした。
縦横どちらでもいいですが、少し大きめの一覧表示になると探すのが楽になるんじゃないかなと思います。
また、思っていたのと異なるジャンルに分類されているオブジェクトもあったりして、なかなか場所が覚えられず、あちこち行ったり来たりしてしまいました。
例えば、樽アイコン→「支柱」を選択して表示してみると、
ここに分類されているのは支柱ではなく雑貨系のオブジェクト。
隣の「現代的支柱」も実際は「現代的雑貨」のようなものが分類されています。
「寄せ集め」というジャンルも非常に探しにくい。
要は「無分類」のものばかりを集めたジャンルなので、雑多な感じでまとめられてしまっています。
もう少し細かくジャンル分けするか、条件を絞ってプレイヤーが検索できるようにする等の機能があれば、オブジェクトを探しやすくなるんじゃないかなと思いました。
【Pocket Build】総合評価・まとめ
操作性: | ★★★★★ |
---|---|
建築の自由度: | ★★★★★ |
ゲームとしてのおもしろさ: | ★★★★★ |
初見で「Pocket Build」をプレイしてみましたが、「思っていたものとは少し違ったな」というのが率直な感想です。
レビューコメントで多く見かけた「操作性の悪さ」についてですが、個人的にはそこまで悪くは感じませんでした。
ただ、ところどころ説明不足な箇所があるというか、アイコンだけではいまいち何の機能なのか、何のジャンルまたはオブジェクトなのかというのが分かりづらいかなと思います。
建築の自由度に関しては非常に高く、純粋に街づくりゲームが好きな人なら充分満足できる内容だと思います。
ただ、わたしとしては、もう少しやりがいを感じられるようなアクティブな要素(冒険、NPCの自由行動、タスク、イベントなど)が欲しいなと感じてしまいました。
シミュレーションゲームだと思ってプレイしてしまったからかもしれませんが・・。
今後のアップデートで、マルチプレイ機能、魚・車両・電車のオブジェクト、天気、プレイヤーが建物に出入りできるアクション、戦闘・ゾンビモードの実装が予定されているとのことなので、それらが加わればおもしろさは格段に変わるだろうなと思います。
まだまだ開発し続ける「Pocket Build」。
新機能・新要素が追加されたらまたレビューしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。